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スポーツ

テコンドーで新たな試み 格闘ゲーム方式

Write: 2020-01-14 10:31:20Update: 2020-01-14 14:31:42

テコンドーで新たな試み 格闘ゲーム方式

Photo : YONHAP News

「テコンドーの競技はつまらない」という認識を変えるため、格闘ゲームのような方式で勝敗を決めるテコンドーの競技が行われました。
大韓民国テコンドー協会は12・13日、ソウルで「パワーテコンドー・プレミアムリーグ」の模擬試合イベントを行いました。
2人の選手が対戦する試合では、競技中に選手が身につけた電子防具に衝撃が加えられると、あらかじめ決められたダメージが副審に伝わり、副審が有効な攻撃と認めた場合に相手のパワーゲージからそのダメージ分が差し引かれる仕組みになっていて、パワーゲージが先に「0」になったほうが負けとなります。
選手らが対戦する背景の壁一面にはLEDの電光板が設置されていて、格闘ゲームのように選手のパワーゲージが表示されます。
このほかにも、反則を犯した選手には10秒間のペナルティが与えられ、その間に相手選手から受けたダメージが2倍になるルールを設けるなど、選手も観客も最後まで緊張を緩められないようにする工夫が施されています。
模擬試合が終わったあと、観客からは「武道」としてのテコンドー本来の姿を取り戻せそうだとの期待もあった一方で、複雑なルールやパワーゲージ表示のタイムラグなどに改善が必要だとする声もあったということです。
テコンドー協会の関係者は「テコンドーの基本価値を守りながらも、競技方式に新しい方向性を示すためプレミアムリーグを推進した。さまざまな意見に耳を傾けて改善し、6月末に2回目の模擬試合イベントを行う予定だ」と話しています。

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